2024前期第20回 総合テスト講評

【進学指導部より】

  小4  算数
大問9は平面図形の問題でした。三角形ADCの面積を求めるのに、底辺が分かっているので、高さはいくつだろうと考えれば頂点Cから辺ABに線を引けたはずです。このように答えを出すために逆の発想で解いていくことも図形では大切な考え方です。しっかりと復習しておきましょう。

国語
大問1の(9)のように、似たような内容の選択肢が並んでいる場合、登場人物が本当にそのようにふるまっているのか検証していくことが大切です。テスト直しの際に気をつけてみてください。


理科
大問3は、メダカの飼育の問題でした。(3)に誤答が多くありました。日本の水道水は、消毒のため塩素(えんそ)が使われています。これは、メダカに有害なため取り除く必要があります。覚えておきましょう。

社会
大問2の問5の正しい雨温図を選ぶ問題の誤答が目立ちました。普段の学習でもグラフを比べて、違いを確認しておきましょう。一方で、語句を答える問題はよくできていました。

 

  小5 
算数
大問5は平均の問題でした。よく見かける典型問題ですが、まだまだ正答率は高くありませんでした。間違えてしまった人はもう一度、平均の面積図をしっかり書いて解き直しておきましょう。また、(2)で163冊という誤答もありました。答えを書く前に聞かれているものは何かを確認するクセをつけておきましょう。


国語
大問1の(4)は季節を考えて答える問題でしたが、完答は難しかったようです。詩の中に明らかに冬だとわかる風の名前が出てきます。見直してぜひ探してみてください。

理科
大問7(6)は、半減期についての問題でした。初めて見る問題だったと思います。こういった問題が、正確に解けると理科の実力があるといえます。解き直しを徹底して、考え方を身に着けておきましょう。

社会
大問3の(7)など、正しいものを選ぶ記号問題でミスした人が多かったです。選択肢問題では、部分だけを見て答えるのではなく、選択肢全体にも目を通すようにしましょう。

 

  小6 
算数
大問6は規則性の問題でした。並んでいる数列をどこで分けるのかを勘違いしている人もいました。ちゃんとできれば、分けた個数が1個、2個、3個…といつもの形に気づけたはずです。また、(2)の問題の意味を理解できない生徒もいました。数列を見ながら問題文を読み進めるようにしましょう。

国語

大問2の(6)と(8)は慣用句の問題でしたが、正答率はやや低めでした。物語文であってもこのように関連した語句知識問題はよく出題されます。夏休みの機会に一気に覚えてしまいましょう。

理科

大問9は、対照実験についての問題でした。生物学において対照実験は、非常に重要なテーマです。中学受験でもよく出題されます。理解が不十分だった生徒は、もう一度考え方のポイントを洗い直しておきましょう。

社会

大問2の(3)②、決して難しい問題ではありませんが、受験者の3分の1しか正解できなかったのが残念です。どの人物が何をしたのか、もう一度よく確認しておいてください。