みなさん、こんにちは。
だんだん朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたね。
体調管理には気を付けましょう。
今回はノーベル賞についてです。
ノーベル賞には医学・生理学賞、物理学賞、化学賞、文学賞、平和賞、経済学賞の6つの部門が設けられています。
各賞の受賞者が10月上旬に発表されます。
ニュースで見た、という人も多いでしょう。
中学入試の時事問題では、この内容についてよく出題されます。
今年は残念ながら日本人の受賞者はいませんでしたが、欠かさずチェックしておくとよいですね。
そして毎年12月10日にノーベル賞の授賞式がおこなわれます。
この日はノーベルの命日にあたります。
ノーベルは、採掘や土木工事のために発明したダイナマイトで巨万の富を得ました。
その富の一部を「毎年、人類のために最大の貢献をした人たちに、賞の形で分配するものとする」という遺言を遺しました。
その遺志に則って各賞が設立され、毎年の受賞者が決められています。
大正から昭和初期にかけて活躍した政治家、後藤新平の「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」という名言があります。
人を育てることは価値があることだという意味です。
ノーベル賞受賞を目標に掲げる科学者の存在を考えると、ノーベル賞の創設はダイナマイト以上にノーベルの偉大さを象徴するものですね。
それではまたお会いしましょう。