みなさん、こんにちは。
今年の秋分の日は9月23日ですね。
天文学的には太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
この日を境に段々夜が長くなっていき、冬の到来を感じさせます。
一方、秋分の日の前後3日を「秋の彼岸」と呼びます。
昔は西の方角に極楽浄土が存在すると考えられていたので、真西に沈む太陽を見て極楽浄土へ思いをはせたのだそうです。
春の彼岸にお供えするのが「ぼたもち」、秋の彼岸にお供えするのが「おはぎ」ですが、両者は実は同じものです。
それぞれ、彼岸の時季に咲く花、「牡丹(ぼたん)」と「萩(はぎ)」が名前の由来だそうです。
また、彼岸という言葉の入った慣用句に、「暑さ寒さも彼岸まで」というものがあります。
残寒・残暑は彼岸のころまで続き、彼岸を過ぎるとやわらぐことを指します。
まだまだ暑い日が続きますが、その暑さも残りわずかと思うと、なんだか名残惜しい気もしますね。
気温の寒暖差が激しいので、みなさん体調管理には十分に注意してください。
それではまたお会いしましょう。