みなさん、こんにちは。
東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、祝日が変更になった関係で今年は4連休となりました。
その初日にあたる7月22日に、小学1年生~小学3年生を対象とした理科実験教室をおこないました。
本日のブログではその様子をご紹介します。
今回の実験内容は、「ドライアイスのひみつ」と「光合成を観察しよう!」でした。
ひとつめのドライアイスを使った実験では、ドライアイスの特性や原理を学びます。
ドライアイスを入れたコップの中にシャボン玉を入れるとどうなるでしょうか?
*コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で参加してもらっています。
生徒はみんな興味深々で、実験に夢中!
二酸化炭素は空気より重いため、コップの下に溜まります。
シャボン玉の中は、吹き込んだ息が入っていて空気の重さに近いです。
コップの下に溜まっている二酸化炭素は空気より重いうえ、冷やされて密度が大きくなっているためシャボン玉は浮きます。
実験がうまくいき、参加したみんなは大喜びでした。
ふたつめの実験は光合成の観察です。
まず光合成に必要なでんぷんを取り出すため、じゃがいもを細かくくだいていきます。
それをガーゼでつつんで、水の入ったコップにひたすと白いでんぷんが溶けだします。
コップの底に、沈殿して溜まったものがでんぷんです。
「片栗粉や紙にもでんぷんが使われているんだよ」と先生が言うと「それにもでんぷんが入ってるの!?」と驚いた様子でした。
意外と日常で使われているものが多くておもしろいですね。
実験後半では、紫キャベツ液とオオカナダモを使って光合成の実験もおこないました。
光合成によって二酸化炭素が減って紫キャベツ液の色が変化する様子を観察しました。
今回の理科実験で、少しでもいろんな現象の仕組みに、興味をもってもらえたら嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう!