みなさん、こんにちは。
最近、雨が続いていますね。
東海地方では早くも梅雨入りし、ここ71年間で1番早いそうです。
今年は関東地方も梅雨入りは早そうですね。
さてみなさん、5/26に何が起こるか知っていますでしょうか。
実は日本で3年ぶりに皆既月食が見られます!
本日はその月食についてお話しします。
まずは月食の仕組みについて。
月食が起きるときは必ず満月です。
満月は図のように太陽と月が地球をはさんで反対側に位置しています。
そして太陽の光を受けた地球は反対側に影を落とします。
この影の中に月が入り込むと月食になるのです。
また前回の月食で、月がとても赤く見えたのを覚えているでしょうか。
太陽の光は地球の大気を通ると屈折します。
赤く見える理由は太陽の光のうち、赤い光はあまり屈折せず、月まで届くからです。
今回3年ぶりに日本で見られるのは嬉しいですね。
しかもその日は2021年で最大の満月なのです。
月食が見られるのは20:09~20:28ごろ、南東の空です。
先ほどの説明の通り、太陽と月は反対側にあります。
太陽が西の地平線に沈んだばかりの20:00ごろ、月は正反対の東の地平線から少し高いところにあるはずです。
街中は建物ばかりなので、南東に開けたところにいかないと見られないでしょう。
高台の公園やマンション住まいの人は高層階の展望ルームなど、南東方向が開けているところをあらかじめ探してみてください。
今回のブログで月食について理解が深まりましたでしょうか。
この太陽と地球と月が織りなす“三重奏”、見逃さないようにしたいですね。
5/26が来るのが楽しみです。
それではまたお会いしましょう。