最難関校合格を目指して

みなさんこんにちは。
朝晩はだいぶ冷え込むようになりましたね。

エルカミノの各校舎では、11月下旬から12月上旬にかけて、来年度の小6筑駒算数講座の体験授業が開催され、最難関校を目指す現小5の生徒さんにご参加いただきました。
みんな真剣な表情で難問に挑んでいました。

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今回は、現在4年生以下のお子様をお持ちの方に向けて、「筑駒算数講座」に関するお話を運営本部長の清水先生に伺いました。

―そもそも、筑駒算数講座はどんな講座ですか?
エルカミノが独自に作成した、筑駒の入試問題を模した問題を筑駒の入試本番と同じ40分間で解いてもらいます。
すぐに答案の採点を行い、生徒の出来に応じて解きなおしを指示します。また、着眼点や解法のヒントも生徒ごとに与えていきます。
最後に各問の重要ポイントを解説して、1コマ80分の授業が終了となります。
これを毎週1回、2コマの授業を1年間繰り返します。

―では、筑駒志望者でないと受講できない?
そういうわけではありません。
最難関校が求める算数の能力はどの学校もかなり似通っています。
筑駒が要求する着眼点・数のセンス・試行錯誤する力は灘・開成・麻布・桜蔭・聖光などでも要求されます。
最難関校を目指すお子様には受講をお勧めします。

―今から筑駒算数受講に向けてできることは?
まずはテキストの内容を確実にすることです。
解説時間は限られているので「ここから先はつるかめ算で解けるよね」と言って、最後まで解説しないことが多い授業です。
そんな時に「なぜここから先が解けるかわからない」、「わかるけど自力で正解にたどり着けない」という状況では、授業を受けている価値が減ってしまいます。
「基本的な問題を素早く正確に解く能力」と「難問を考え抜いて解法を導く能力」の2つがそろって初めて最難関校の問題は正解にたどり着きます。
筑駒算数講座は後者の能力を磨くためのものです。前者の能力は家庭学習でも磨ける能力なので、筑駒算数の受講開始までに徹底的に鍛えておいてほしいです。
テキストの内容をしっかり理解し、自力で正解できるお子様には、超難問を頭の中だけで何日も考え続ける経験をしてほしいです。
エルカミノのテキストにも、頭の柔軟体操など学年のレベルを超えた問題を掲載しています。
パズルでも解けない難問があるはずです。こういうとき、問題を覚えておいて、お風呂の中、通塾の電車の中など、時間を見つけてはずっと考え続けるのです。
何日も考えて解法が思いついたときの喜び、それでも不正解だったときの悔しさ、正解を見たときの「その方法があったのか」という感動、これらすべてが難問を解く情熱につながります。
「この問題は解けるまでがんばる」と決めて、ひたすら考えてほしいですね。

 

頭の中だけで何日も考えるなんて大変そうですが、清水先生によると「今まで本当に算数のできる生徒はそれをやってきた」ということです。

頭の中で解く訓練にお勧めの問題も教えてもらいました。
一見難しそうですが、4年生の算数知識で解けるそうです。
あえて答えを載せませんので、解けるまで考えてみてください。
答えがわかった人はエルカミノの担当まで伝えてくださいね。

 

算オリ追加問題(平面図形2問)_Redacted.pdf_ページ_1

ではまたお会いしましょう。