こんにちは。
もう少しで七夕ですね。
今回は七夕を星の面からご紹介していきたいと思います。
織姫といわれているのがこと座のベガ、彦星といわれているのが鷲座のアルタイルです。
天の川の中にある星が白鳥座のデネブといい、この三つを繋いだ細長い三角形を「夏の大三角形」といいます。
7月7日は1年に1度、織姫と彦星が再会できる日といわれていますが、実際の二人(二星?)の距離はどれくらいなのでしょうか。
…実に、およそ16光年です。
これがどのくらい遠いのかというと、光の速さで16年もかかる距離です。
光速は秒速30万km(1秒間に地球を約7周半分)なので、16年×365日×24時×3600秒×30万kmということになります。
こんなに離れていては、一晩で近づくのは無理ですね。あくまでも七夕伝説は伝説なのですが、そんな途方もない遠距離の二人が七夕の夜に再会していると思うととてもロマンチックですよね。
ちなみに、ベガ(織姫)は地球から約25光年、アルタイル(彦星)は地球から約16光年離れています。
つまり、今みなさんの目に届いている光は、ベガならば約25年前、アルタイルならば約16年前の光ということになります。
ただ星を見上げるのではなく「今見えている星の輝きは何年前の光なんだろう?」考えながらみると、また違った七夕の楽しみ方ができるのではないかと思います。
エルカミノでは七夕にあわせて笹飾りを出しています。
今年もたくさんの子どもたちが短冊に願い事を書いてくれました。
子どもたちの願いが叶いますように。
それではまた次回お会いしましょう。